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[#2/3]PCログで部下のやる気を引き出す!ログ活用マネジメントのすすめ #2:部下の成長を促すログ活用法

[#2/3]PCログで部下のやる気を引き出す!ログ活用マネジメントのすすめ #2:部下の成長を促すログ活用法

PCログで得られるデータは、部下や組織の成長を支える新しい視点として役立てることができます。客観的なデータで業務を見える化すると、客観的かつ具体的な根拠をもって部下の強みや課題を把握できるのです。勘や経験といった主観的視点に依存しない、部下や組織を活かすログ活用マネジメントを一緒に考えてみましょう。

                                                                 


部下の成長を促すログ活用法

PCログを活用すれば、個人の業務の偏りから強みや課題の特定、さらにはチーム全体のバランス分析まで、データに基づいたアプローチによって組織運営の質を一段と高めるきっかけになるでしょう。
ここでは、前回の記事でご紹介したPCログを活用した業務の見える化を踏まえ、具体的なデータ活用による1on1の質向上、戦略的な業務アサインという視点から、部下の成長を促すための実践的ログ活用マネジメント法をご紹介します。
(前回の記事:「#1: PCログを活用した業務の見える化」)


具体的データを基にしたコミュニケーションの活性化

PCログで見える化した業務実態は、短期的に成果物評価にのみ利用するのではなく、部下のスキル育成過程の評価や苦戦分野の課題改善策の検討と実施のように、有効活用することで部下のスキルやモチベーションを長期的に高めるヒントになります
そして、それは上司からの一方的な指示や提案ではなく、部下自身が自己の強みと課題を認識し、上司と共に目標や改善策を双方向の対話を通じて自律的に考えられる環境であることが、信頼に基づく公正で納得感のある育成計画につながります。

PCログを活用した1on1ミーティングの具体的な実践ポイントを紹介しましょう。

  • 対話の深度を上げるため、1on1のテーマ(業務効率、強みの活用など)を事前に具体的に設定しておく
  • 業務配分やアプリやツールの使用時間から、部下の得手不得手をオープンな質問で浮かび上がらせる
  • 苦手分野に対する部下の考えを引き出し、配分変更だけでなくOJTやeラーニングの提案につなげる
  • 部下が強みと認識しているスキルを客観的根拠で共感し、目指したい方向性を共有できると効果的
  • モチベーション向上のため、部下が主体的に取り組める課題解決策や成長目標を見つけるサポートをする
  • テレワークや配置によりコミュニケーションが不足している部下とのコミュニケーション強化を目指す

「なんだかうまくいかない」といった曖昧な対話ではなく、具体的な根拠を持った1on1ミーティングは、部下とのコミュニケーションをとても建設的なものにしてくれます。


挑戦的業務へのアサインで「やる気」を刺激

部下の成長は業務の改善や苦手分野への対策という手法だけでなく、部下の現在のスキルより一段階高い業務を任せる「ストレッチアサインメント」が、成長を促す効果的な手法として知られています。
部下自身が認識している強みに加え、PCログ分析で顕在化させた得意分野や習熟度のデータを基に、コンフォートゾーンを超えた配置や課題を割り当てることが、潜在能力を引き出すことにつながります。

一見問題なく業務をこなしているように見えても、やりがいを感じにくいという状況は、部下のモチベーションやエンゲージメントの低下、さらには離職に繋がるリスクもあります。「順調に見える部下」ほど、確実な成果を出せるコンフォートゾーンからの脱却に自ら踏み出せずにいるかもしれません。

PCログのデータを活用すると、作業効率や学習速度の向上パターンを把握することが可能となるため、部下一人ひとりに成長意欲が高まる最適なタイミングで挑戦的業務をアサインできるようになります
経験や勘に頼った判断ではなく、客観的な作業データに基づいて部下が新しいスキルの習得に前向きな時期や、現在の業務に慣れてきた段階を見極め、挑戦的なタスクを戦略的にアプローチしていきましょう。
PCログと対話を通じて進捗状況を見守り、困難な場面では適切なサポートをしながら本人の自律性のバランスを保っていく。このような部下が主体的に取り組めるフォローアップの環境を整えていきましょう。

     

まとめ

年次やこれまでの知識・経験などによる予測可能な得手不得手は把握しやすいですが、日々の繰り返しにおいて知らず知らずのうちに蓄積される苦手意識やストレスは、モチベーション低下の大きな原因になり得ます。業務量が多く追われている状況であれば、部下自身がそれに気づいていないこともあるでしょう。
PCログを活用して業務を見える化すれば、上司が部下と共に課題や強みを顕在化させ、具体的な対応策をもって共に成長を目指すことができ、それによって信頼に基づいた強い関係性へと発展していくでしょう

効果的な業務見える化でやる気の活性化を支える「ジャスミー セキュアPC」

PCログを活用して業務を見える化させるツールとしてセキュアPCはその一助となり得るでしょう。
業務を見える化するツールは、一般的に管理者側が一方的にデータを確認できる仕組みが多いですが、セキュアPCはログ詳細は基本的にユーザー側でのみ確認でき、管理者側はサマリされた各情報をわかりやすいUIで直感的に把握できるといった、ユーザーのプライバシーに配慮しながら管理者の効率・効果性に優れたアプリケーションです。

セキュアPCでは、PC操作ログやアプリケーション使⽤履歴の記録だけでなく、稼働‧離席‧休憩などの情報を直感的なUIで可視化し、リアルタイムで確認できます。これにより「監視」の印象を与えず、従業員自身が自律的に働き方を見直せる環境作りができるよう設計されています。
たとえば、業務内容や作業時間に偏りがないか、サービス残業の有無、リソース配分が適切かなどを感覚ではなく客観的に把握でき、これにより属人的なマネジメントから脱却し、客観的な業務改善やエンゲージメント強化にも繋がります。
そして、すべてのログは、改ざんが不可能でトレーサビリティに優れたブロックチェーンで記録されており、信頼性の高い「客観的記録」として労働時間の把握や労務監査への対応もスムーズに行うことができ、企業の説明責任やリスク対策にも大きく寄与します。

また、セキュアPCはクラウドベースで1ユーザーからの導入可能なため、初期費用を抑えつつ、部署や勤務形態に応じた段階的な導入がしやすい点も魅力です。
導入前には無料トライアルで操作性を確認でき、自社に適しているかを事前に検証したうえで導入判断ができます。
無駄のないコスト設計と運用のしやすさを両立できる点は、中小企業にとって特に理想的です。

適切なツール導入は、信頼基盤を構築しコミュニケーションを円滑にしてくれます。日々の運用を通じて従業員の成長を支援し、組織全体の生産性向上につなげることができるでしょう。



次回は、本記事で紹介した部下の成長を促すためのPCログマネジメントを活かして、チームや部署のマネジメントにどのように応用できるかといったログを活用したチームビルディングについてご紹介します。


~今回の連載テーマ~
 #1: PCログを活用した業務の見える化   (2025年9月1日掲載)
 #2: 部下の成長を促すログ活用法     (本記事 2025年9月16日掲載)
 #3: ログを活用したチームビルディング  (準備中)

セキュアPC」では、クラウド勤怠管理サービス「AKASHI」や「勤労の獅子」、「ロウムメイト勤怠」とのAPI連携により、労働時間の客観的記録の自動収集が可能です。

                 

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