<
サービス資料

3分で特徴がまるわかり!

サービス資料を
ダウンロードする
[連載3/3]PCログで部下のやる気を引き出す!ログ活用マネジメントのすすめ #3:ログを活用したチームビルディング

[連載3/3]PCログで部下のやる気を引き出す!ログ活用マネジメントのすすめ #3:ログを活用したチームビルディング

PCログを活用した部下一人ひとりの強みや課題の見える化は、個人に寄り添うと共にその先にあるチームや部署全体のマネジメントにも応用できます。業務配置やチーム構成はもちろん、メンター設定やOJTの提案など、PCログを活用することで個人とチームの両輪のバランスを取るチームビルディングに新しい視点を取り入れることができます。チームビルディングにPCログを活用する方法を一緒に探ってみましょう。

                                                                 


PCログマネジメントをチームビルディングに活かす

これまでの記事にて、PCログを活用したマネジメントが、上司が部下一人ひとりに寄り添い、成長目標を共有しながら歩む1on1マネジメントに有効的な方法であることをご紹介してきました。
(参照:「#1: PCログを活用した業務の見える化」「#2: 部下の成長を促すログ活用法」)

組織の土台を強固なものにする「個」の成長の先には、全体のバランス調整や活性化といった「組織マネジメント」があり、これにもPCログの分析によって見える化できた客観的根拠が活用できるのです。
ここでは、「個」の成長を支える1on1マネジメントを応用した「組織マネジメント術」として、「配置戦略→チーム設計→協働が生む成長サイクル」の視点からチームビルディングに役立つマネジメント法をご紹介します。


役割とスキルを活かす配置戦略

部下一人ひとりに寄り添った1on1マネジメントを土台として、次の段階としては「個」を「組織」においてどのように生き生きと活かすかが大切なポイントとなります。一人ひとりの課題や配分を最適化しても、チームとしてバランスが取れなければ活躍の場が最適であるとは言えないからです。
PCログで見える化した各個人の業務実態と成長目標を集約し、それをチーム全体の業務負荷の偏りやスキル分布の調整に応用することで各メンバーのスキルや経験を考慮したタスクと責任の割り当てがしやすくなります。まずは業務負荷の分布を検討し、特定メンバーへの過負荷状態が起こらないような配置を工夫してみてください。
また、苦戦分野克服目標に適したトレーニング要素のある配置、既存スキルに留まらないストレッチアサインメント要素のある配置、バランスも考慮したマネージャー・トレイニー要素のある配置など、各個人の将来を見据えた戦略的配置をとることも、組織の業務効率化とパフォーマンス向上の後押しになります。


強みを組み合わせた、成果を引き出すチーム設計

続いて、配置業務それぞれにおいてメンバー同士の強みや課題に重複が起きていないかに注意してみましょう。同じ課題を持つメンバー同士が配置されていると業務の停滞を引き起こす要因となり、反対に、同じ強みを持つメンバー同士が配置されていると業務処理は速いかもしれませんが「個」の成長には適さないでしょう。

また、テレワークや配置により物理的距離のある部下がチームとして疎外感や孤立感を抱いていないか、十分コミュニケーションをとってフォローすることが必要です
オフィスワーカーと違い、ふとした雑談の中で悩みを相談したりプロジェクトやチームの方向性を共有する機会がないため、PCログ分析から得られる強みや課題以上のことは別途言語化して報告や相談をする必要が生じます。言語化の報告要求が過剰な例もあり、言語化のために労力を割き、成長に割り当てることができるはずの時間が生み出されないといった場合もモチベーション低下や孤独感の深刻化につながってしまうこともあります。テレワークの特性として、言語化業務がどうしても多めになってしまうという点がありますが、1on1マネジメントを十分に生かすことで補える場面もあります。物理的距離のあるメンバーでも、チームとしての役割配分と活躍を感じられる配置を行うことができれば、メンバー同士の連携を強めることができるでしょう。

目の前の強みや課題に終始することなく、「個」の目標や「組織マネジメント」の面から目指したいチームビジョンとのバランスを考えたチーム設計が、組織全体のパフォーマンス向上を実現できるのです


協働の力で相乗効果を生み出す成長サイクルマネジメント

ここまで、メンバーの専門性と実績から、「個」の成長と組織全体のパフォーマンス向上とを両立させるチーム設計について考えました。最後に協働パターンを分析します。

PCログを活用し、メンバー個々のスキル習熟度、チーム全体のバランスや課題の発生察知など、スキルマップの検証と業務配分の継続的な最適化は大切なポイントとなります。チーム内でのスキル格差や業務停滞を防ぐため、各メンバーのパーソナリティを尊重しながら、強みを持つメンバーと課題を持つメンバーとを年次なども考慮しながら組み合わせるメンター制度を導入することも有効な策の一つとなるでしょう。
定期的に分析結果をチームで共有しながら、全員が目標を意識できる環境作りが大切です

個々の強みを各自の業務に生かすだけではなく、得手不得手を補い合い相互に引き上げ合う、成長の相乗効果を生み出すサイクルは、再現性のあるチーム運営を実現し、持続的な成果へとつなげるうえで大切な要素となります。客観的データに基づいたアプローチと具体的で建設的な1on1を通し、組織力を最大限に高めるマネジメントとなるでしょう。

  

まとめ

PCログを活用したマネジメントは、部下の成長を見える化し、やる気を引き出す効果的な手法です。ログデータから具体的な改善点を見つけ、適切なフィードバックを行うことで、個人だけでなくチーム全体のパフォーマンス向上につながります。
現状の課題点を解決するだけに留まらず、部下一人ひとり、そして組織としてどのような成長を目指したいかを上司と部下が共に模索し、部下が自律的に目標に向かえる環境であること。部下一人ひとりがエネルギー源となってチームを活性化に導く環境であることが、「人を活かす」職場と言えるのではないでしょうか。
ログ活用マネジメントは、「人を活かす」職場環境作りを後押ししてくれるはずです。


効果的な業務見える化でやる気の活性化を支える「ジャスミー セキュアPC」

PCログを活用したマネジメント方法を実際に取り入れてみたいとお考えでしたら、信頼できる仕組みが必要です。セキュアPCはそのヒントになるかもしれません。
業務を見える化するツールは、一般的に管理者側が一方的にデータを確認できる仕組みが多いですが、セキュアPCはログ詳細は基本的にユーザー側でのみ確認でき、管理者側はサマリされた各情報をわかりやすいUIで直感的に把握できるといった、ユーザーのプライバシーに配慮しながら管理者の効率・効果性に優れたアプリケーションです。

セキュアPCでは、PC操作ログやアプリケーション使⽤履歴の記録だけでなく、稼働‧離席‧休憩などの情報を直感的なUIで可視化し、リアルタイムで確認できます。これにより「監視」の印象を与えず、従業員自身が自律的に働き方を見直せる環境作りができるよう設計されています。
たとえば、業務内容や作業時間に偏りがないか、サービス残業の有無、リソース配分が適切かなどを感覚ではなく客観的に把握でき、これにより属人的なマネジメントから脱却し、客観的な業務改善やエンゲージメント強化にも繋がります。
そして、すべてのログは、改ざんが不可能でトレーサビリティに優れたブロックチェーンで記録されており、信頼性の高い「客観的記録」として労働時間の把握や労務監査への対応もスムーズに行うことができ、企業の説明責任やリスク対策にも大きく寄与します。

また、セキュアPCはクラウドベースで1ユーザーからの導入可能なため、初期費用を抑えつつ、部署や勤務形態に応じた段階的な導入がしやすい点も魅力です。
導入前には無料トライアルで操作性を確認でき、自社に適しているかを事前に検証したうえで導入判断ができます。
無駄のないコスト設計と運用のしやすさを両立できる点は、中小企業にとって特に理想的です。

適切なツール導入は、信頼基盤を構築しコミュニケーションを円滑にしてくれます。日々の運用を通じて従業員の成長を支援し、組織全体の生産性向上につなげることができるでしょう。


これまで3回にわたり、PCログを活用したマネジメントの可能性をご紹介してきました。

#1: PCログを活用した業務の見える化」では、PCログを個人や組織運営の活性化などポジティブに活かすために業務をどのように見える化することができるのかについて、
#2: 部下の成長を促すログ活用法」では、業務の見える化を踏まえて、部下の成長を促すためにPCログをマネジメントにどのように活用できるかについてご紹介しています。
よろしければ引き続きお読みください。



~今回の連載テーマ~
 #1: PCログを活用した業務の見える化   (2025年9月1日公開)
 #2: 部下の成長を促すログ活用法     (2025年9月16日公開)
 #3: ログを活用したチームビルディング  (本記事)

セキュアPC」では、クラウド勤怠管理サービス「AKASHI」や「勤労の獅子」、「ロウムメイト勤怠」とのAPI連携により、労働時間の客観的記録の自動収集が可能です。

                 

ジャスミーセキュアPCの紹介動画を見てみる

働き方改革のDXに関して
お気軽にお問い合わせください

  • ご相談・お問い合わせ

    ご相談・お問い合わせ

    貴社の状況をお伺いして、
    適切なご提案を差し上げます。

    相談する
  • お見積り

    お見積り

    貴社の状況に合わせた
    最適なプランをご提案します。

    見積りを依頼する
  • 資料請求

    資料請求

    サービス詳細や料金体系を
    わかりやすく紹介しています。

    資料をダウンロードする